年下の王子さまから即プロポーズされて?!
 お母さんが作ってくれた大根の煮物やコロッケをテーブルに広げた。

 ふたりは「いただきまーす」と口を揃えて言うと、がつがつと食べ始めた。

「あれ? 蒼波ちゃんはいいの?」

 冷蔵庫からお茶を取り出してコップに注ぐわたしを見ながら谷口さんが言った。

「唯斗くん待っとくから」

「えーもう20時じゃん、食べちゃおうぜ」

 確かに、まあいつものことだけど。

 夕方にあった、唯斗くんからのラインを見る。

《帰りが遅いと思うから先に食べててね》

 見返したけど、やっぱりいつも食べられない。

 だって、一緒に食べたいんだもん。
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