年下の王子さまから即プロポーズされて?!

帰り道

「なんかすみません、呼び止めちゃって」

「いや、そんなこと」

 並んで歩く王子さまは推定180センチぐらいはありそうな大きなひとだった。ますますドキドキするんだけど。

 そして王子さまの体にわたしの体が触れそうなほど、距離が近い。

「ずっと蒼波さんと喋ってみたかったから嬉しいです」

「いやそんな、こんなおばちゃんと……」

「蒼波さんはおばちゃんじゃないですよ」

「いやだって、唯斗くんは大学生ぐらいでしょ?」

「大学4回ですけど」

 まーじーかーよー20歳ぐらいってこと?! 歳の差いくつよ?!

「卒業してお金を貯めたら自分のカフェを持ちたいと思ってます」

 意外としっかりものっぽいけど……でも歳の差にどんよりしてしまう。

「蒼波さん」

「え」

 ぱたっと立ち止まる王子さま。

「ぼくと結婚してもらえませんか?」

「……?!」
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