毒と悪、詰め合わせ。
枯渇したアイディアが溢れて止まらなくなる不思議な飴が発売されたらしい。趣味で小説を書いている彼女は、スランプのストレスを払拭したいと未知なる飴を購入した。早速舐めると、すぐに効果が表れた。カラカラに乾き切っていた脳味噌に潤いが齎され、馬車馬のように働き始めたのだ。湧き出た創作意欲に興奮する彼女は、一心不乱にキーボードを叩く。叩く。叩く。叩き続ける。止まらない。止められない。彼女の目から涙が溢れる。
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