二人のシャーロック・ホームズ〜山荘の謎を解け!〜
秀介が地図に描かれた建物を指差し、笑顔を見せる。シャーロックさんが「ここからそう遠くないな」と呟いた。

「よし!その建物まで行こう!」

ホームズがそう言い、僕から地図を奪って歩き出す。僕はその後ろを「待ってよ、ホームズ!」と言いながら追いかけた。秀介、和香さんたちも続く。

「和香、疲れていないか?大丈夫か?」

「和香、足元気を付けてね」

シャーロックさんとワトソン先生は和香さんにやけに話しかけ、手を繋いでいる。その表情はどこか甘くて、初対面の僕ですら「あっ、二人は和香さんのことが好きなんだな」とわかった。ホームズはすごく嫌そうな顔をしている。

「ホームズさん、機嫌悪そうだね。どうしたの?」

秀介の問いに対し、僕は「ホームズは恋愛にはあまり興味ないんだ。事件には興味津々だけどね」と返した。すぐにホームズから鋭い声が飛んでくる。

「ワトソン!!変な言語で喋るな!!」

「これは日本語なの!!」
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