二人のシャーロック・ホームズ〜山荘の謎を解け!〜
ホームズさんも頷く。そして、四人で話し合って呼び方を決めた。僕はワトソン。ホームズはホームズ。パラレルワールドのホームズさんはシャーロック。ワトソン先生はシャーロックさんだけがジョン呼びをすることになった。

「和香、ジョンって呼んでもいいよ?」

ワトソン先生が和香さんにそう言い、シャーロックさんに「和香を困らせるな!」と頭をグリグリと攻撃されていた。それを見ていた僕は寒気を覚え、くしゃみをしてしまう。そうだ。ここは一面雪に覆われてたんだった。

「ワトソン、大丈夫?」

秀介が声をかけてくる。ワトソン先生が白い息を吐いた。

「このままここにいたら、全員低体温症になってしまう。早く建物に入って暖を取らないと」

「でも、この森に建物なんてあるんでしょうか?ここがどこかもわからないのに……」

僕がそう言った時だった。バサリと折り畳まれた紙が落ちてくる。折り畳まれた紙を広げると、森の地図が広がっていた。

「あっ、ここに建物があるね!」
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