二人のシャーロック・ホームズ〜山荘の謎を解け!〜
「日本人って本当に「いただきます」って言うんだ!どういう意味?」

私が答えようとすると、「ちょっと待った」とホームズくんが制する。ホームズくんの目は静かに料理を口に運ぶエップスさんに向けられていた。

「なぁ、あんた。「いただきます」の意味、知ってんだろ?教えろよ」

「ホームズ!人にそんな言い方!」

ワトソンくんが慌てて注意するも、ホームズくんはエップスさんを睨むように見ている。エップスさんは「えっと……その……」と目を泳がせたものの、立ち上がった。

「すみません。気分が悪いのでもう休ませてください」

エップスさんの顔色は真っ青だ。貧血かな?私たちが止める前に、エップスさんは部屋を出て行ってしまった。

「エップスさん、大丈夫でしょうか?」

私の呟きに対し、ワトソン先生が「あとで様子を見に行こうか」と頭を撫でながら言う。私は頷いたものの、胸の奥がザワザワとして落ち着かなかった。



アメリアさんたちが「作ってもらったから食器洗いはするよ〜!」と申し出てくれたため、お言葉に甘えて部屋に戻る。なんだかすごく疲れてしまった。
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