二人のシャーロック・ホームズ〜山荘の謎を解け!〜
「六月一日って、確か呪術師の家系じゃありませんでしたっけ?呪術界では有名な家だと聞いたことがあります」

エドヴァルドの言葉に、ツキミは笑みを浮かべた。それは、一騎当千という言葉が相応わしい不敵なものである。

「あの屋敷から強い魔力を感じる。恐らく、六月一日の一人娘のものだろう。どんな箱入り娘か見てくるだけだ」

そう言い、ツキミは教室を出て行く。夕焼け色に学校が染まって行く中、カラスの群れが飛んでいった。










< 45 / 46 >

この作品をシェア

pagetop