二人のシャーロック・ホームズ〜山荘の謎を解け!〜
「ワトソンも一緒のゲームダウンロードしてたんだ!」

「おすすめのゲームで出てきたからダウンロードしてみたら、意外とハマっちゃってさ〜」

そのゲームの話で盛り上がっていると、ドアが開く音がした。僕が顔をドアの方に向けると、ふわふわした黒髪が見える。ホームズが帰ってきた。

「ホームズ、おかえり!」

英語で話しかけると、ホームズは秀介を見て「変な言語が聞こえると思ったら、やっぱり君が来ていたのか」と言う。僕はすぐに「日本語だよ!変な言語って言わないで!」と言った。

「お邪魔してます」

秀介はカタコトの英語で言う。秀介は英語は得意じゃない。イギリスに来るにあたって少しは勉強したらしいけど、発音は苦手みたいだ。

「ワトソン、夕食はどうする?邪魔なら俺はどこかに行くが」

時計を見てホームズが言う。確かにそろそろ夕ご飯の時間だ。僕は秀介に訊ねる。

「秀介、夕ご飯はどうする?」

「えっと、特に決めてなかった」
< 5 / 46 >

この作品をシェア

pagetop