二人のシャーロック・ホームズ〜山荘の謎を解け!〜
もう一つの221B
私は胡桃沢和香(くるみざわわか)。イギリスのロンドンで看護師として働き、二人の男性と221Bで同居中。その男性というのがーーー。

「和香。料理をテーブルに運ぶの手伝うよ」

ライトブラウンの髪の男性が私に笑いかける。彼はジョン・H・ワトソン先生。私が働く病院で医師をしている。

「ありがとうございます!」

私が笑いかけると、ワトソン先生は私の頭を撫でた。子ども扱いみたいで複雑だけど、ワトソン先生が幸せそうなので笑っておく。すると、鋭い声が飛んできた。

「ワトソン。和香の邪魔をするな。さっさと料理を運べ」

そう言った黒髪の男性の名前は、シャーロック・ホームズ。世界でも名前の知られた名探偵だ。ホームズさんの先祖も探偵で、ワトソンさんの先祖はホームズさんの相棒をしていたらしい。その縁がずっと続いているなんて、ちょっとびっくり。

「ホームズさん、ワトソン先生、夕食はもうテーブルに並べるだけですからね」

私がそう言って微笑むと、ホームズさんとワトソン先生の顔が赤くなった。この部屋、暑いかな?
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