素直で素直じゃない複雑関係
口止め
今日からまた学校が始まる。
休み明けっていつもだるいよね。
でも友達に会えるんだもん、行くしかないよ!
支度をして朝食をとった私は家を出た。
「いってきまーす」
そうしてドアを開けたとともに、視界に入るひとりの男の子。
黒髪にオレンジのインナー、灰色っぽい黒い瞳、スッと整った顔立ち。
「おはよう萩翔!」
私は幼馴染の宇咲萩翔に声をかける。
すると、萩翔は表情を明るくさせた。
「おはよう梨紗」
萩翔は近くに住んでいて、保育園からの友達なんだ。
あだ名は天然王子様。
かわいいところあるんだよね、萩翔って。
そして、ふたりで横に並んでいつものように登校する。
「あー、今日ってテストだよね?気分下がる…」
「あはは、萩翔ってばいつもそれー!ただの小テストじゃん?」
私は明るく笑ってみせる。
萩翔は成績上位者だから、両親からの期待が重いみたいなんだよね。
私はそんなことないけど。
「まあ、いつも通り頑張るわ〜」
「うん、頑張れ」
そうしてしばらく歩いていくと、学校が見えてきた。
ふたりで階段を上がり、自分のクラスに入る。
これもいつものこと。
そして。
「おっ!今日もふたりで登校ですかぁ。仲がよろしゅうことで」
声が聞こえた左側に視線を移動させると、そこには友達の如月雲雀と雲形七瀬が自分の席に座っていた。
雲雀の茶化しに、七瀬が言う。
「ちょっと雲雀、あんま梨紗をいじんないで」
「えぇ〜、だって楽しいんだもん!」
七瀬がため息をついた。
ふたりはいつもこんな感じで、雲雀が私を茶化して七瀬が止める。
私はいつものようにクスッと笑った。
「ふたりとも、おはよう」
そう言うとふたりは言い合いをやめた。
「はよー!」
「おはよ」
そうして私は自分の席に荷物を置いた後、3人で話した。
これが日常。
でもこの日から、日常は変わった。
ガラッ。
休み明けっていつもだるいよね。
でも友達に会えるんだもん、行くしかないよ!
支度をして朝食をとった私は家を出た。
「いってきまーす」
そうしてドアを開けたとともに、視界に入るひとりの男の子。
黒髪にオレンジのインナー、灰色っぽい黒い瞳、スッと整った顔立ち。
「おはよう萩翔!」
私は幼馴染の宇咲萩翔に声をかける。
すると、萩翔は表情を明るくさせた。
「おはよう梨紗」
萩翔は近くに住んでいて、保育園からの友達なんだ。
あだ名は天然王子様。
かわいいところあるんだよね、萩翔って。
そして、ふたりで横に並んでいつものように登校する。
「あー、今日ってテストだよね?気分下がる…」
「あはは、萩翔ってばいつもそれー!ただの小テストじゃん?」
私は明るく笑ってみせる。
萩翔は成績上位者だから、両親からの期待が重いみたいなんだよね。
私はそんなことないけど。
「まあ、いつも通り頑張るわ〜」
「うん、頑張れ」
そうしてしばらく歩いていくと、学校が見えてきた。
ふたりで階段を上がり、自分のクラスに入る。
これもいつものこと。
そして。
「おっ!今日もふたりで登校ですかぁ。仲がよろしゅうことで」
声が聞こえた左側に視線を移動させると、そこには友達の如月雲雀と雲形七瀬が自分の席に座っていた。
雲雀の茶化しに、七瀬が言う。
「ちょっと雲雀、あんま梨紗をいじんないで」
「えぇ〜、だって楽しいんだもん!」
七瀬がため息をついた。
ふたりはいつもこんな感じで、雲雀が私を茶化して七瀬が止める。
私はいつものようにクスッと笑った。
「ふたりとも、おはよう」
そう言うとふたりは言い合いをやめた。
「はよー!」
「おはよ」
そうして私は自分の席に荷物を置いた後、3人で話した。
これが日常。
でもこの日から、日常は変わった。
ガラッ。


