アイヴィーの花冠 ~シスコンと恋愛を拗らせた私はこの度、好きな人の屋敷でメイドとして働くことになりました~
この屋敷でも私の立ち位置ってどうなっているんだろう。
使用人一人一人への愛が強いのか。
もしかしてシンドラー王子に結婚願望の有無を尋ねられたのって、生涯勤め続けることが出来るかを知りたかったとか?
てっきり結婚しないなら他に移った方がいいから、ということで勧められたのだとばかり。けれど城だと結婚・出産を機に仕事を辞める子も多く、長年勤めてくれるメイドを探そうと思ってもなかなか見つけ出すことは難しい。
もしかしてあの質問ってディートリッヒ様からの要望が含まれていたのかな?
いつかは辞めていくのが当たり前になっていたけど、出来ればずっと同じ者に仕えて欲しいとかあるのだろう。一応私も貴族の娘ではあるけれど、やっぱり住む世界が違うのだ。
本当に、上級貴族って謎が多いな~。
そんなことをしみじみと思いながら、運ばれてきたサンドイッチを口に運ぶ。
ふんわり食パンと半熟タマゴ、そしてほんの少しの塩の相性は絶妙で。
フィナンシェを散々食べたはずの私のお腹は、一度リセットされたのかと思うほどに次を寄越せと指示を飛ばしてくる。
使用人一人一人への愛が強いのか。
もしかしてシンドラー王子に結婚願望の有無を尋ねられたのって、生涯勤め続けることが出来るかを知りたかったとか?
てっきり結婚しないなら他に移った方がいいから、ということで勧められたのだとばかり。けれど城だと結婚・出産を機に仕事を辞める子も多く、長年勤めてくれるメイドを探そうと思ってもなかなか見つけ出すことは難しい。
もしかしてあの質問ってディートリッヒ様からの要望が含まれていたのかな?
いつかは辞めていくのが当たり前になっていたけど、出来ればずっと同じ者に仕えて欲しいとかあるのだろう。一応私も貴族の娘ではあるけれど、やっぱり住む世界が違うのだ。
本当に、上級貴族って謎が多いな~。
そんなことをしみじみと思いながら、運ばれてきたサンドイッチを口に運ぶ。
ふんわり食パンと半熟タマゴ、そしてほんの少しの塩の相性は絶妙で。
フィナンシェを散々食べたはずの私のお腹は、一度リセットされたのかと思うほどに次を寄越せと指示を飛ばしてくる。