アイヴィーの花冠 ~シスコンと恋愛を拗らせた私はこの度、好きな人の屋敷でメイドとして働くことになりました~
この様子だと残ったわずかな仕事を私に譲ってくれるなんてことは全くないだろう。ということは私はあのわずかな仕事だけをこれからこなして暮らしていかなければならないというわけだ。
城に居た頃はハイエナ令嬢の仕事まで押し付けられて嫌な気持ちだったというのに、次の職場では仕事が少ないことに悩むとはなんとも不思議な話である。
正直、毎日が暇な予感しかしていない。
これってお城のメイドと兼業じゃダメなのかしら?
お城の近くで暮らしていた時よりも出勤時間は遅くなる上に帰宅時間は早くなるけど。
早速心がユラユラと揺らぎだした私は、その後ベルモットさんによってお屋敷にある花瓶とディートリッヒ様の好きなお花についてみっちりと講義を受けたのだった。
5.
それからというもの思いの外、あっという間に1ヶ月が経った。
初めは暇で暇で仕方がないだろうと思っていた仕事だが、始めてみるとそうでもなかった。仕事なんて探そうと思えば見つかるものである。いや、ベルモットさんに頼み込んで許してもらったといった方が正しい。
城に居た頃はハイエナ令嬢の仕事まで押し付けられて嫌な気持ちだったというのに、次の職場では仕事が少ないことに悩むとはなんとも不思議な話である。
正直、毎日が暇な予感しかしていない。
これってお城のメイドと兼業じゃダメなのかしら?
お城の近くで暮らしていた時よりも出勤時間は遅くなる上に帰宅時間は早くなるけど。
早速心がユラユラと揺らぎだした私は、その後ベルモットさんによってお屋敷にある花瓶とディートリッヒ様の好きなお花についてみっちりと講義を受けたのだった。
5.
それからというもの思いの外、あっという間に1ヶ月が経った。
初めは暇で暇で仕方がないだろうと思っていた仕事だが、始めてみるとそうでもなかった。仕事なんて探そうと思えば見つかるものである。いや、ベルモットさんに頼み込んで許してもらったといった方が正しい。