政略結婚ですが、クールな旦那様の溺愛が始まりました
翌日、予定通り美弥とランチに繰り出した。
彼女に案内されたのは、和食居酒屋だった。白米と野菜が売りで、白米に合うおかずが十種類もついたランチがSNSでバズっていたのだという。
昼はランチメニューが並び、夜は居酒屋としてオープンしているそうだ。
「私は、ご飯のお供ランチセットにする! すみれは?」
「せっかくだから、同じものにしようかな」
美弥がタブレットで手早く注文すると、五分ほどして料理が届いた。
お盆に載っているのは、竹籠と数種類の小鉢、そして茶碗と椀物だ。華やかな和の雰囲気に、彼女もすみれも笑顔になった。
竹籠には、出汁巻き卵、刺身、牛タン、野菜と魚の天ぷら、煮物が並んでいる。小鉢はアサリの佃煮と漬物で、椀物は豚汁だった。
十種類のおかずのひとつひとつは少ないが、ボリュームがあるだろう。美しく盛りつけられ、彩りも豊かで、店内の八割以上が女性客なのも頷ける。
白米もツヤツヤに輝き、おかずから漂う出汁の香りとともに食欲をそそった。
美弥と「いただきます」と声を揃え、豚汁に手をつける。出汁がよく利いていて、あまりのおいしさに目を見開いた。
「すっごくおいしい……!」
「うんうん! まだ豚汁しか食べてないけど、絶対に他のおかずもおいしいよ!」
「美弥がここを見つけてくれたおかげだね。ありがとう」
すみれが笑顔を向けると、彼女が得意げに笑う。箸がどんどん進み、ふたりしてあっという間に完食してしまった。
彼女に案内されたのは、和食居酒屋だった。白米と野菜が売りで、白米に合うおかずが十種類もついたランチがSNSでバズっていたのだという。
昼はランチメニューが並び、夜は居酒屋としてオープンしているそうだ。
「私は、ご飯のお供ランチセットにする! すみれは?」
「せっかくだから、同じものにしようかな」
美弥がタブレットで手早く注文すると、五分ほどして料理が届いた。
お盆に載っているのは、竹籠と数種類の小鉢、そして茶碗と椀物だ。華やかな和の雰囲気に、彼女もすみれも笑顔になった。
竹籠には、出汁巻き卵、刺身、牛タン、野菜と魚の天ぷら、煮物が並んでいる。小鉢はアサリの佃煮と漬物で、椀物は豚汁だった。
十種類のおかずのひとつひとつは少ないが、ボリュームがあるだろう。美しく盛りつけられ、彩りも豊かで、店内の八割以上が女性客なのも頷ける。
白米もツヤツヤに輝き、おかずから漂う出汁の香りとともに食欲をそそった。
美弥と「いただきます」と声を揃え、豚汁に手をつける。出汁がよく利いていて、あまりのおいしさに目を見開いた。
「すっごくおいしい……!」
「うんうん! まだ豚汁しか食べてないけど、絶対に他のおかずもおいしいよ!」
「美弥がここを見つけてくれたおかげだね。ありがとう」
すみれが笑顔を向けると、彼女が得意げに笑う。箸がどんどん進み、ふたりしてあっという間に完食してしまった。