政略結婚ですが、クールな旦那様の溺愛が始まりました
「またすぐに寝そうだな」
「うん」
「夜泣きの対応も、できるだけ俺がするから。おっぱいをあげなくていいときは、すみれは起きなくていいよ」
そんなわけにはいかない。そう思うが、慧の気遣いはありがたかった。
他愛ない会話をしているうちに、優美はすやすやと眠り始めた。寝かしつける必要もないほどで、つい彼と顔を見合わせて笑ってしまう。
慧と初めて話した夜、こんな日が来るなんて想像もしていなかった。彼との結婚が決まっても、愛される日が来ることはないと思っていた。
けれど、今は愛し愛され、毎日穏やかな幸せに包まれている。
当たり前のように笑い合い、いつしか敬語ではなくなって……。新たな命を授かり、愛おしい我が子を囲んでいる。
「すごく可愛いね。うちの子が一番可愛いと思うの」
「そうだな。でも、俺にとってはすみれも一番可愛いよ」
不意に甘い言葉をかけられ、すみれの頬が熱くなる。慧の目は柔和な弧を描き、すみれを真っ直ぐ見つめた。
「不意打ちはずるい……」
彼がクスッと笑い、すみれの唇を奪う。
「好きだよ」
唇が離れると、今度は愛が紡がれた。
「うん……。私も大好き」
すみれは慧の想いを素直に受け取り、ありったけの愛情を言葉にしてから笑った――。
【END】
Special Thanks!!
*執筆期間*
2026/3/30~2026/6/7
*ベリーズカフェ*
2026/6/24 完結公開
「うん」
「夜泣きの対応も、できるだけ俺がするから。おっぱいをあげなくていいときは、すみれは起きなくていいよ」
そんなわけにはいかない。そう思うが、慧の気遣いはありがたかった。
他愛ない会話をしているうちに、優美はすやすやと眠り始めた。寝かしつける必要もないほどで、つい彼と顔を見合わせて笑ってしまう。
慧と初めて話した夜、こんな日が来るなんて想像もしていなかった。彼との結婚が決まっても、愛される日が来ることはないと思っていた。
けれど、今は愛し愛され、毎日穏やかな幸せに包まれている。
当たり前のように笑い合い、いつしか敬語ではなくなって……。新たな命を授かり、愛おしい我が子を囲んでいる。
「すごく可愛いね。うちの子が一番可愛いと思うの」
「そうだな。でも、俺にとってはすみれも一番可愛いよ」
不意に甘い言葉をかけられ、すみれの頬が熱くなる。慧の目は柔和な弧を描き、すみれを真っ直ぐ見つめた。
「不意打ちはずるい……」
彼がクスッと笑い、すみれの唇を奪う。
「好きだよ」
唇が離れると、今度は愛が紡がれた。
「うん……。私も大好き」
すみれは慧の想いを素直に受け取り、ありったけの愛情を言葉にしてから笑った――。
【END】
Special Thanks!!
*執筆期間*
2026/3/30~2026/6/7
*ベリーズカフェ*
2026/6/24 完結公開


