政略結婚ですが、クールな旦那様の溺愛が始まりました
熱と痛みが増し、甘切ない声を上げながらも咄嗟に慧の背中に腕を回す。すみれの視界が滲む中、律動が始まった。
淫靡な音が奏でられ、あっという間に水音が大きくなる。ゆっくりとした動きだが、すみれには充分な刺激だった。
じんじんとした熱と痺れが広がっていく。甘さと苦しさがない交ぜになったような感覚を、すみれはただ受け入れるしかない。
身体の奥が熱くて、痛みと痺れに襲われ続けて頭がおかしくなりそうだ。
やがて、喜悦の渦が押し寄せてくる。全身は火傷しているのかと思うほど熱く、白い肌は汗で光っていた。
「すみれ、覚えておくんだ。俺は……」
彼の声がどこか遠くから聞こえる。きちんと聞かなくてはいけないと思うのに、甘ったるい嬌声が邪魔をする。
「すみれを誰にも渡す気はない」
朦朧とする意識の中、すみれの耳元で慧が熱い息を吐き出しながら囁いた。
その低く甘い声音にも、幼気な身体が震える。おまけに唇にキスが落とされ、すみれの心身は彼の思うがままになる。
極めつきに下肢の敏感な部分を摘み上げられ、すみれの視界がチカチカと明滅した。
全身が痛いくらいに痺れ、指先まで甘い感覚が突き抜ける。彼も激しく胴震いし、程なくして息を深く吐いた。
名前を呼びたいのに、謝らなくてはいけないと思うのに……。すみれの喉はカラカラで、もう声が出ない。
慧がすみれの頬をそっと撫で、身体をゆっくりと離す。温もりが遠ざかったせいで、急激に切なさが込み上げてくる。
すみれを見下ろす彼が、なにか言いたげな顔をしている気がしたけれど……。すみれはもう瞼を開けていられず、すぐに意識を手放した――。
淫靡な音が奏でられ、あっという間に水音が大きくなる。ゆっくりとした動きだが、すみれには充分な刺激だった。
じんじんとした熱と痺れが広がっていく。甘さと苦しさがない交ぜになったような感覚を、すみれはただ受け入れるしかない。
身体の奥が熱くて、痛みと痺れに襲われ続けて頭がおかしくなりそうだ。
やがて、喜悦の渦が押し寄せてくる。全身は火傷しているのかと思うほど熱く、白い肌は汗で光っていた。
「すみれ、覚えておくんだ。俺は……」
彼の声がどこか遠くから聞こえる。きちんと聞かなくてはいけないと思うのに、甘ったるい嬌声が邪魔をする。
「すみれを誰にも渡す気はない」
朦朧とする意識の中、すみれの耳元で慧が熱い息を吐き出しながら囁いた。
その低く甘い声音にも、幼気な身体が震える。おまけに唇にキスが落とされ、すみれの心身は彼の思うがままになる。
極めつきに下肢の敏感な部分を摘み上げられ、すみれの視界がチカチカと明滅した。
全身が痛いくらいに痺れ、指先まで甘い感覚が突き抜ける。彼も激しく胴震いし、程なくして息を深く吐いた。
名前を呼びたいのに、謝らなくてはいけないと思うのに……。すみれの喉はカラカラで、もう声が出ない。
慧がすみれの頬をそっと撫で、身体をゆっくりと離す。温もりが遠ざかったせいで、急激に切なさが込み上げてくる。
すみれを見下ろす彼が、なにか言いたげな顔をしている気がしたけれど……。すみれはもう瞼を開けていられず、すぐに意識を手放した――。