愛より金を選んだ男爵令嬢は人違いで溺愛される
他の部屋で一夜を過ごしたのだろう。ほぼ丸一日ベッドに引きこもっていたため、ドレスの裾にはガッツリと皺が出来てしまっている。
怠惰の証拠が目に見えて辛い。
髪を手ぐしで解し、部屋の外へと出る。
サンドレア家ならまず食事! となる所だが、ここはカリバーン屋敷。
加えて私はサボり魔のモリア。一日食事が抜かれても仕方ない。
だから少しでも挽回しようと仕事を求める。
屋敷を歩き回っていれば、誰かしら見つけられるだろう。
ラウス様やハーヴェイさんでなくとも構わない。どなたか私に仕事を振ってくれる人がいれば!
いや、見つからなかったら迷惑にならない範囲で手伝えばいい。
仕事をくれなんて傲慢なことを言っていないで、さっさと出来ることからしていけばいいのだろう。
飾ってあるものは壊してしまうと後が怖いのでなるべく屋敷のお外がいいなぁ。
そんなことを考えながら廊下を歩く。階段にさしかかった辺りでようやく使用人を発見した。
「あのぉ」
「モリア様! お目覚めになったのですね。今、部屋にお食事をお運びいたしますので、どうかお部屋でお待ちください」
怠惰の証拠が目に見えて辛い。
髪を手ぐしで解し、部屋の外へと出る。
サンドレア家ならまず食事! となる所だが、ここはカリバーン屋敷。
加えて私はサボり魔のモリア。一日食事が抜かれても仕方ない。
だから少しでも挽回しようと仕事を求める。
屋敷を歩き回っていれば、誰かしら見つけられるだろう。
ラウス様やハーヴェイさんでなくとも構わない。どなたか私に仕事を振ってくれる人がいれば!
いや、見つからなかったら迷惑にならない範囲で手伝えばいい。
仕事をくれなんて傲慢なことを言っていないで、さっさと出来ることからしていけばいいのだろう。
飾ってあるものは壊してしまうと後が怖いのでなるべく屋敷のお外がいいなぁ。
そんなことを考えながら廊下を歩く。階段にさしかかった辺りでようやく使用人を発見した。
「あのぉ」
「モリア様! お目覚めになったのですね。今、部屋にお食事をお運びいたしますので、どうかお部屋でお待ちください」