愛より金を選んだ男爵令嬢は人違いで溺愛される
それでも勘違いだと知っている私としては、ちょっと気後れしてしまう。
式を挙げるとなれば結構費用がかかるし、何より結婚式に参加するのが私でいいのかな? なんて考えてしまうのだ。
私が考えるべきことではないのだろうが、後で本物の子が見つかった時にややこしいことになりそうだし……。
「針子に聞いてみたところ、ウェディングドレスが出来るまでに少し時間がかかるらしい。だから式を挙げるのは一ヶ月くらい先になるんだが……」
だが決定権はラウス様にある。ラウス様がそう決めたのであれば私は従うほかないのだろう。
「そうですか……。じゃあ、そろそろブーケのデザイン、考えて早々に作り始めた方がいいですね」
「ブーケ?」
「はい。結婚式をやるなら必要ですし……。ラウス様はどんな花がいいですか?」
本当はもっと早くからデザインを考えて、使う花を用意する。
だから正直好きな花を選んでもらっても時期の花でもない限りブーケ作りまでに手に入るかどうかは怪しいものがある。
けれど、私のそんな悩みは杞憂に終わった。
「そうだな……。モリアが好きな花がいい」
「そう、ですか……」
式を挙げるとなれば結構費用がかかるし、何より結婚式に参加するのが私でいいのかな? なんて考えてしまうのだ。
私が考えるべきことではないのだろうが、後で本物の子が見つかった時にややこしいことになりそうだし……。
「針子に聞いてみたところ、ウェディングドレスが出来るまでに少し時間がかかるらしい。だから式を挙げるのは一ヶ月くらい先になるんだが……」
だが決定権はラウス様にある。ラウス様がそう決めたのであれば私は従うほかないのだろう。
「そうですか……。じゃあ、そろそろブーケのデザイン、考えて早々に作り始めた方がいいですね」
「ブーケ?」
「はい。結婚式をやるなら必要ですし……。ラウス様はどんな花がいいですか?」
本当はもっと早くからデザインを考えて、使う花を用意する。
だから正直好きな花を選んでもらっても時期の花でもない限りブーケ作りまでに手に入るかどうかは怪しいものがある。
けれど、私のそんな悩みは杞憂に終わった。
「そうだな……。モリアが好きな花がいい」
「そう、ですか……」