三角関係の恋物語
「向井、あんまり困らせないで。」

そう言いながら参考書を閉じた阿部亮平さん

学年トップクラスの秀才。

優しくて面倒見が良い。

「阿部ちゃんは味方やな~」

「味方というか事実だから。」

阿部亮平さんはそう言って、わたしに微笑んだ。

「!!」

その笑顔に少しだけドキッとする。

だけど、わたしは深澤辰哉さんだけ……

気づいていなかった。

まさか向井康二さんも

阿部亮平さんも

わたしに特別な想いを抱いていることを……



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