3部恋愛小説『美しいあなたへ』①⋆~君との出会い~⋆
誘い〔Ritsu〕
はぁ。
やーっと誰もいなくなった。
男子、女子大量にくっついてくる。
配慮というものはないのか…。
「先輩っ‼」
あいつ…。
朝の女?
「あの…その……。」
あー…。
俺の情報によると、8割がこのパターンで告るタイプだな。
なんか何言ってんのかわかんないけど。
「一緒に遊園地行きませんかっ‼」
遊園地……?
いままででこんなこと誘ってくる奴なんて一人も…いた。
何十人もいたな。
忘れてた。
でも遊園地は始めてきたと思う。
いつも…
『黒瀬。私とデートしてよ。』『一緒にカフェ行きませんか⁉』『水族館行きたい‼』
とかだし…。
覚えてる限りいない。
あ、返事。
「えっと、何日?」
「来週の土曜日でどうですか⁉」
来週の土曜日…。
その日は奇跡的に何もない日だ。
ゆっくりしたいからってほかのやつの誘いも断って…。
「空いてるは空いてる。」
「ほんとですか…⁉私何でもおごるので‼」
なんでもおごるのねぇー…。
まあ行ってみるか。
「いいよ。なんでもっていったよな?来週の土曜日学校前で待ってる。」
あ、名前聞くの忘れてた。
「名前は?」
「小桜愛です‼よろしくお願いします………‼」
小桜さんね。
なんか聞いたことある気がするけど、たぶん気のせい。
「じゃ。」
「はいっ‼」