3部恋愛小説『美しいあなたへ』①⋆~君との出会い~⋆
キーンコーンカーンコーン―――――――――
「あ…。予鈴‼早くいこ~。」
僕は愛ちゃんの手を握った。
だって迷子になるかもだからねっ。
朝も迷ってたし…。
「えっ…⁉如月君、手……。」
「だってぇ。愛ちゃん迷子になるかもでしょっ?」
「た、確かに…。ありがとう。」
へっ。
僕のほうがリード~‼
え?
誰と争ってるかって…?
それはもちろん黒瀬先輩でしょ‼
話してた時愛ちゃんの顔が少し赤くなってたような気がするから多分好きになったんじゃないかな。
僕も負けないぞ~‼
僕は一言も好きって言ってないって…⁉
もちろん。
言ったらバレちゃうじゃん。
まあ君たちならいいんだけどさぁ。
僕の気持ちを読んでて分かったよね。
僕は愛ちゃんが好きだよっ‼
わー!!言っちゃった。
絶対黒瀬先輩に勝つんだー!