私の恋愛が駄目な理由はお婆様から教えて頂いた
婚約者がどうやら浮気をしているらしい!
許せないわ!あんなにも私は努力をして尽くしているのに!
……でもここで婚約破棄とかなったら私結婚できないかも……
そう思うと、それに女性は耐えないと駄目!淑女としての教育がそうなっているのだから……!
ってことで、浮気を見て見ぬ振りをするいい女であろうとした……!
しかしそのストレスもあったのか体調を崩してしまったのであった……
婚約者のアレンは私が寝込んでいるというのに見舞いすら来ない……!
何でこんな奴を好きになってしまったのか!もう私は婚約破棄をしたいのだが、お父様やお母様に迷惑がかかってしまうし、婚約破棄なんてしたら淑女失格になってしまうしで、どうしても踏み切れない……
お母様に相談した所で無駄だろう。お母様は「女が我慢すればうまくいくのよ」って言うタイプだからだ!
お父様に相談しても無駄だろう。お父様はこの子爵家同士の政略結婚を重視しており、成就させたいのだから……
だったら私が我慢すればいい、そう思っていたのだが、ついにアレンは見舞いに来なかったのであった……!
そしてやっと私の体調が戻り、アレンの元を訪ねると……
アレンは呑気に家で堂々と浮気相手とお茶をしているでは無いか……!
「……その方はどちらで?」
私が嫌味を込めて聞くと、
「ああ、スーザンか、これは僕の友人のヘレンだよ」
などと悪びれず答える、ヘレンも、
「スーザンさんよろしくですわ」などと勝ち誇った顔をしてほざいてくる……
ふざけるなよ!
しかし勇気が無い私は愛想笑いをして、その場を去るしかできずに、家に帰って大泣きするのであった!
お父様とお母様に心配をかけたくないから、部屋にこもって、さらに大声を出しすぎないように泣いたのだが、ドアをノックするものがいた……
嫌だなぁ、面倒だなぁ、私はいない振りをしていたが、声が聞こえてくる。
「スーザン?私だよ私、おばあちゃんだよ、せっかく久しぶりに来たというのに、顔くらい見せておくれよ」
お婆様!?久しぶりに来たお婆様を無視するわけにもいかずに、何とか涙を拭いて、ドアを開けた。すると……
「……スーザン久しぶりだねぇ、大きくなったねぇ!」
などと、毎度同じことを言ってくる、何て言うか、もう私も身長とかは伸びてないんですけど、どこが大きくなったんですかね。決まり文句?
「お婆様お久しぶりですわ!」
私が元気を振り絞ると、お婆様は……
「……スーザン、何か悩んでいることがあるのかね?」
などと聞いてくる!?
あれ?どういうことかしら?何で分かるの?でも心配をかけたくないので……
「そんなことありませんわ」
と礼儀正しく接したが、お婆様は見逃してくれなかった!
「……目が泣いた後みたいだし、ほかに服装も少し乱れてるじゃない……」
……容赦なく観察されてしまって、私は困った……
お婆様は、
「もしかして婚約者と上手く言ってないのかね?」
ズバリ当てられたので、
「どうして分かったの!?」
と思わず聞いてしまった!
お婆様は、「いや分かったわけじゃないさ、でもスーザンが悩みそうなことと言ったら、その辺りかなと思ったんでね!」
……さすが年の功ってやつなのだろうか?
私はお婆様に浮気されていて辛いことを、全部話すしかなくなったのであった!
お婆様はずっと聞いていたが、私が言い終わった後に、
「あんたは馬鹿だね!」
と容赦なく言うでは無いか!
私もムカついて、「お婆様!?いくら何でも酷すぎませんか?私は浮気された被害者なのよ!」
と言ったらお婆様は、
「そんなことを言ってるんじゃないの!あんたは考え方が幼稚なのよ!」
と言ってくる、はぁ?浮気されたのを我慢しろってことかしら!
私は怒って言う。
「浮気されたのを見て見ぬ振りをするのが大人なんですか!?」
「違うわよ、浮気されたことを怒ることは構わないわ、でもそれ以前が幼稚なのよ……!」
「え?」
お婆様は何を言っているのだろうか……
「スーザン、あんたはアレンのことが好きだったの?」
「好きだったからこそ、浮気されて辛いんじゃない!」
私が少し泣きながら言うと、お婆様は容赦が無かった!
「世界一絶対的に好きだと言い切れるの?」
「え?」
何を言いたいのだろうか……
「ほらそれほど好きってわけでもないじゃない、そもそもあんたは、5歳年上の王太子様に憧れてたんじゃないのかね?」
「そんなの昔の話で、いつまでも夢を追うほど子供じゃありませんわ!身分的にもありえませんし!」
「その現実性は構わないけど、つまり元々一番好きだったのは王太子様なんじゃろ?」
「……だからそんな無理を思っても意味が無いんですって!」
「じゃあ聞くけど、アレンと王太子様とどっちかと結婚できるって言われたらどっちを選ぶの?」
「え?その質問意味があります?」
「いいから答えなさい!」
「……そりゃあ王太子様がいいわ……だって憧れだし……」
「ほらみなさい!つまりあんたのアレンの好きなんて知れているのよ!」
「でも婚約した以上好きになるしかないじゃない!」
「それはそれでいい、でもね恋愛ってのはね、自分が届かないかもしれないものを追うか、または自分の手の届く範囲で上手くやるかのどっちかなのよ、あんたのしてることは、アレンという元々本命でもない男を追いかけるという、どっちにも該当をしていないアホをしているの!」
「え……!?」
お婆様の言ってることがよく分からずに困惑していると、お婆様は続ける。
「わたしゃね、これを1位の恋愛と2位の恋愛と言ってるの!どういうことかというと、1位の恋愛ってのは、相手にされないことを承知で理想を追いかける恋愛、これはこれで1つの道、2位の恋愛ってのは、自分の相手をしてくれる人の中でいい人を選ぶこと、これもこれで1つの道、アレンは追いかけるほどの価値もないのに、あんたの相手もしてくれないのならそれは3位以下のすべきじゃない恋愛ってことなのよ!」
「な……なるほど!?」
「あんたの悪いところは、欲が無い点よ」
「どういうこと!?」
「欲があれば、王太子様が理想と思いつつも、流石に現実的に無理があるからってことで、冷静に2位の恋愛ができるじゃない、でも欲が浅いからこそ、アレンごときを1位の恋愛みたいな気分で接して振り回されているの!だから幼いと言ってるのよ!」
……なるほど、よく考えれば、私がアレン何かにそこまで執着する理由が無いでは無いか。
こうして私は浮気されて見舞いにも来なかったアレンの不誠実さをお父様とお母様に告げた。
そして「政略結婚というのであれば、ここまで私を馬鹿にするってことは、この家も馬鹿にしているってことです、それでうまくいくとは思えませんわ!」
とはっきりと言ってやった、お父様は、「うぬぬ、確かに少なくてもアレン殿の態度が改まらない限り、政略結婚をしても我が家の不名誉になるだけかもしれぬ!」
と理解してくれた。
しかしお父様はあくまでも政略結婚を続けたいようなので、私は提案する!
「お父様?アレンが態度を改めるのであれば、私も家のために今回の件は水に流して耐えましょう!でも態度を改めないのであれば、不誠実さを追及することをお許しください!」
「仕方あるまい、それしかないだろう!」
こうしてお父様の言質を取ることに成功したので、私はアレンの元へと向かう。
相変わらず、ヘレンとお茶を呑気にしているが、私はハッキリと言ってやる!
「アレン様?浮気をして私の見舞いすら来ないというのは、婚約者失格ですので、そこのヘレンさんと別れて態度を改めないのであれば、しかるべきことをしようと思います!」
私の態度にびっくりした様子だったがアレンは言い出す。
「ヘレンは友達だと言っているだろう!浮気でも何でも無い!」
「婚約者が病に伏せているのに、それよりも優先してお茶をする相手が浮気じゃなければ何だというのですかね!」
「何だ、嫉妬しているのか?子供だなぁ!」
なんて馬鹿にしてくるので、私は切れた!
「分かりましたわ、そういう態度であるのならば分かりました!」
こうして私は去ったが、あの馬鹿、私をとことん舐めているのであろう、堂々と浮気をしているので、証拠集めは楽だった。
こうして証拠が集まったことで、婚約破棄はスムーズにいった。
アレンはというと、激怒したアレンの父である子爵様によって廃嫡されたらしい。
両家の関係が大事なのは、両家の共通事項のはずだったのにね……
さらにヘレンにも捨てられたらしい、あの女平民だったらしいけど、別に平民でもいいけど、身分だけでアレンを求めてただけだったんですね……
廃嫡されて何もかも失ったアレンは、ヘレンを追いかけた結果、そこで修羅場があったらしいけど、もう私には関係無いことですわ。
恐ろしい殺傷事件だったらしいですけどね!
許せないわ!あんなにも私は努力をして尽くしているのに!
……でもここで婚約破棄とかなったら私結婚できないかも……
そう思うと、それに女性は耐えないと駄目!淑女としての教育がそうなっているのだから……!
ってことで、浮気を見て見ぬ振りをするいい女であろうとした……!
しかしそのストレスもあったのか体調を崩してしまったのであった……
婚約者のアレンは私が寝込んでいるというのに見舞いすら来ない……!
何でこんな奴を好きになってしまったのか!もう私は婚約破棄をしたいのだが、お父様やお母様に迷惑がかかってしまうし、婚約破棄なんてしたら淑女失格になってしまうしで、どうしても踏み切れない……
お母様に相談した所で無駄だろう。お母様は「女が我慢すればうまくいくのよ」って言うタイプだからだ!
お父様に相談しても無駄だろう。お父様はこの子爵家同士の政略結婚を重視しており、成就させたいのだから……
だったら私が我慢すればいい、そう思っていたのだが、ついにアレンは見舞いに来なかったのであった……!
そしてやっと私の体調が戻り、アレンの元を訪ねると……
アレンは呑気に家で堂々と浮気相手とお茶をしているでは無いか……!
「……その方はどちらで?」
私が嫌味を込めて聞くと、
「ああ、スーザンか、これは僕の友人のヘレンだよ」
などと悪びれず答える、ヘレンも、
「スーザンさんよろしくですわ」などと勝ち誇った顔をしてほざいてくる……
ふざけるなよ!
しかし勇気が無い私は愛想笑いをして、その場を去るしかできずに、家に帰って大泣きするのであった!
お父様とお母様に心配をかけたくないから、部屋にこもって、さらに大声を出しすぎないように泣いたのだが、ドアをノックするものがいた……
嫌だなぁ、面倒だなぁ、私はいない振りをしていたが、声が聞こえてくる。
「スーザン?私だよ私、おばあちゃんだよ、せっかく久しぶりに来たというのに、顔くらい見せておくれよ」
お婆様!?久しぶりに来たお婆様を無視するわけにもいかずに、何とか涙を拭いて、ドアを開けた。すると……
「……スーザン久しぶりだねぇ、大きくなったねぇ!」
などと、毎度同じことを言ってくる、何て言うか、もう私も身長とかは伸びてないんですけど、どこが大きくなったんですかね。決まり文句?
「お婆様お久しぶりですわ!」
私が元気を振り絞ると、お婆様は……
「……スーザン、何か悩んでいることがあるのかね?」
などと聞いてくる!?
あれ?どういうことかしら?何で分かるの?でも心配をかけたくないので……
「そんなことありませんわ」
と礼儀正しく接したが、お婆様は見逃してくれなかった!
「……目が泣いた後みたいだし、ほかに服装も少し乱れてるじゃない……」
……容赦なく観察されてしまって、私は困った……
お婆様は、
「もしかして婚約者と上手く言ってないのかね?」
ズバリ当てられたので、
「どうして分かったの!?」
と思わず聞いてしまった!
お婆様は、「いや分かったわけじゃないさ、でもスーザンが悩みそうなことと言ったら、その辺りかなと思ったんでね!」
……さすが年の功ってやつなのだろうか?
私はお婆様に浮気されていて辛いことを、全部話すしかなくなったのであった!
お婆様はずっと聞いていたが、私が言い終わった後に、
「あんたは馬鹿だね!」
と容赦なく言うでは無いか!
私もムカついて、「お婆様!?いくら何でも酷すぎませんか?私は浮気された被害者なのよ!」
と言ったらお婆様は、
「そんなことを言ってるんじゃないの!あんたは考え方が幼稚なのよ!」
と言ってくる、はぁ?浮気されたのを我慢しろってことかしら!
私は怒って言う。
「浮気されたのを見て見ぬ振りをするのが大人なんですか!?」
「違うわよ、浮気されたことを怒ることは構わないわ、でもそれ以前が幼稚なのよ……!」
「え?」
お婆様は何を言っているのだろうか……
「スーザン、あんたはアレンのことが好きだったの?」
「好きだったからこそ、浮気されて辛いんじゃない!」
私が少し泣きながら言うと、お婆様は容赦が無かった!
「世界一絶対的に好きだと言い切れるの?」
「え?」
何を言いたいのだろうか……
「ほらそれほど好きってわけでもないじゃない、そもそもあんたは、5歳年上の王太子様に憧れてたんじゃないのかね?」
「そんなの昔の話で、いつまでも夢を追うほど子供じゃありませんわ!身分的にもありえませんし!」
「その現実性は構わないけど、つまり元々一番好きだったのは王太子様なんじゃろ?」
「……だからそんな無理を思っても意味が無いんですって!」
「じゃあ聞くけど、アレンと王太子様とどっちかと結婚できるって言われたらどっちを選ぶの?」
「え?その質問意味があります?」
「いいから答えなさい!」
「……そりゃあ王太子様がいいわ……だって憧れだし……」
「ほらみなさい!つまりあんたのアレンの好きなんて知れているのよ!」
「でも婚約した以上好きになるしかないじゃない!」
「それはそれでいい、でもね恋愛ってのはね、自分が届かないかもしれないものを追うか、または自分の手の届く範囲で上手くやるかのどっちかなのよ、あんたのしてることは、アレンという元々本命でもない男を追いかけるという、どっちにも該当をしていないアホをしているの!」
「え……!?」
お婆様の言ってることがよく分からずに困惑していると、お婆様は続ける。
「わたしゃね、これを1位の恋愛と2位の恋愛と言ってるの!どういうことかというと、1位の恋愛ってのは、相手にされないことを承知で理想を追いかける恋愛、これはこれで1つの道、2位の恋愛ってのは、自分の相手をしてくれる人の中でいい人を選ぶこと、これもこれで1つの道、アレンは追いかけるほどの価値もないのに、あんたの相手もしてくれないのならそれは3位以下のすべきじゃない恋愛ってことなのよ!」
「な……なるほど!?」
「あんたの悪いところは、欲が無い点よ」
「どういうこと!?」
「欲があれば、王太子様が理想と思いつつも、流石に現実的に無理があるからってことで、冷静に2位の恋愛ができるじゃない、でも欲が浅いからこそ、アレンごときを1位の恋愛みたいな気分で接して振り回されているの!だから幼いと言ってるのよ!」
……なるほど、よく考えれば、私がアレン何かにそこまで執着する理由が無いでは無いか。
こうして私は浮気されて見舞いにも来なかったアレンの不誠実さをお父様とお母様に告げた。
そして「政略結婚というのであれば、ここまで私を馬鹿にするってことは、この家も馬鹿にしているってことです、それでうまくいくとは思えませんわ!」
とはっきりと言ってやった、お父様は、「うぬぬ、確かに少なくてもアレン殿の態度が改まらない限り、政略結婚をしても我が家の不名誉になるだけかもしれぬ!」
と理解してくれた。
しかしお父様はあくまでも政略結婚を続けたいようなので、私は提案する!
「お父様?アレンが態度を改めるのであれば、私も家のために今回の件は水に流して耐えましょう!でも態度を改めないのであれば、不誠実さを追及することをお許しください!」
「仕方あるまい、それしかないだろう!」
こうしてお父様の言質を取ることに成功したので、私はアレンの元へと向かう。
相変わらず、ヘレンとお茶を呑気にしているが、私はハッキリと言ってやる!
「アレン様?浮気をして私の見舞いすら来ないというのは、婚約者失格ですので、そこのヘレンさんと別れて態度を改めないのであれば、しかるべきことをしようと思います!」
私の態度にびっくりした様子だったがアレンは言い出す。
「ヘレンは友達だと言っているだろう!浮気でも何でも無い!」
「婚約者が病に伏せているのに、それよりも優先してお茶をする相手が浮気じゃなければ何だというのですかね!」
「何だ、嫉妬しているのか?子供だなぁ!」
なんて馬鹿にしてくるので、私は切れた!
「分かりましたわ、そういう態度であるのならば分かりました!」
こうして私は去ったが、あの馬鹿、私をとことん舐めているのであろう、堂々と浮気をしているので、証拠集めは楽だった。
こうして証拠が集まったことで、婚約破棄はスムーズにいった。
アレンはというと、激怒したアレンの父である子爵様によって廃嫡されたらしい。
両家の関係が大事なのは、両家の共通事項のはずだったのにね……
さらにヘレンにも捨てられたらしい、あの女平民だったらしいけど、別に平民でもいいけど、身分だけでアレンを求めてただけだったんですね……
廃嫡されて何もかも失ったアレンは、ヘレンを追いかけた結果、そこで修羅場があったらしいけど、もう私には関係無いことですわ。
恐ろしい殺傷事件だったらしいですけどね!

