空に吹く、風の音を教えて。
エピローグ
季節は巡り、来る春。
高校最後の年が始まった。
「おーい!風ちーん!こっち桜まだ咲いてる!一緒にパシャろー!」
光莉ちゃんは今日も元気だなあ。
「うん、今行く!」
駆けだそうとしたら、スカートのポケットのスマホがぶるっとした。
送り主に心あたりがある。
はやる気持ちを抑えながら画面をタップするとやはりそこには彼の名があった。
今日そっち行くね。
始業式終わったらダッシュで向かうから、
あの場所で待ってて。
うん、わかった。
待ってるね。
待っててといわれても今はもう不安にならない。
必ず来てくれるってわかってるから。
私が信じれば、同じ分だけ彼も
昊くんも信じてくれるから。
それが自信につながって、
私は今日も自分の道を歩んでいける。
「風ちーん!何してんのー!」
「はいはい、ちょっと待って!」
私は駆けだした。
桜咲く季節に、
新たな風を切って。
高校最後の年が始まった。
「おーい!風ちーん!こっち桜まだ咲いてる!一緒にパシャろー!」
光莉ちゃんは今日も元気だなあ。
「うん、今行く!」
駆けだそうとしたら、スカートのポケットのスマホがぶるっとした。
送り主に心あたりがある。
はやる気持ちを抑えながら画面をタップするとやはりそこには彼の名があった。
今日そっち行くね。
始業式終わったらダッシュで向かうから、
あの場所で待ってて。
うん、わかった。
待ってるね。
待っててといわれても今はもう不安にならない。
必ず来てくれるってわかってるから。
私が信じれば、同じ分だけ彼も
昊くんも信じてくれるから。
それが自信につながって、
私は今日も自分の道を歩んでいける。
「風ちーん!何してんのー!」
「はいはい、ちょっと待って!」
私は駆けだした。
桜咲く季節に、
新たな風を切って。


