うちら4人幼馴染、2人の両片思いたちが不器用すぎる!
お節介たちの逆襲
2人のただならぬ冷戦状態に、もちろんあの2人が黙っているわけがなかった。
終業式が終わった放課後。
私と空くんは、それぞれ瑠香ちゃんと春馬くんに強引に呼び出され、人気のない旧校舎の放課後の教室に閉じ込められていた。
「……ちょっと、いい加減にしなさいよ、あんたたち!!」
バンッ! と教壇を叩いたのは、激怒した瑠香ちゃんだった。
隣には、いつもヘラヘラしているのに、今日ばかりは真面目な顔をした春馬くんが腕を組んで立っている。
「瑠香ちゃん……? 空くん……?」
気まずそうに目を逸らす空くんと私。
「何が『空くん……?』よ! 2人して何、12月に入ってからお通夜みたいな顔してんの!? 席替えも映画館も、私たちがどれだけ苦労してセッティングしたと思ってんのよ!」
「そうだよ」と春馬くんもため息をつく。
「空、お前が他の女子好きとか、ながまなに彼氏ができたとか、全部ただのデマだから。お前ら、お互いしか見てないくせに、なんでそんな変な噂に振り回されて距離置いてんだよ。バカなの?」
「え……? デマ……?」
私は驚いて空くんを見た。空くんも、目を見開いて私を見つめている。
「そうよ! 空は真奈のことが好きだし、真奈は空のことが好きなの! 両片思いの不器用×鈍感コンビ!!」
瑠香ちゃんが核心を大声でぶちまけた。
「おい、瑠香! 勝手に言うな……っ!」
赤面して叫ぶ空くんに、春馬くんが鋭いツッコミを入れる。
「言うわ! お前がヘタレだからだろ! ほら、この教室、外から鍵閉めるからな。ちゃんと2人で本音を話し合うまで、絶対に出さないから!」
「じゃあね! ガンバりなさいよ!」
ガチャリ。
本当に外から鍵がかけられ、静まり返る夕暮れの教室。
残されたのは、真っ赤な顔をして立ち尽くす、私と空くんの2人だけだった。
終業式が終わった放課後。
私と空くんは、それぞれ瑠香ちゃんと春馬くんに強引に呼び出され、人気のない旧校舎の放課後の教室に閉じ込められていた。
「……ちょっと、いい加減にしなさいよ、あんたたち!!」
バンッ! と教壇を叩いたのは、激怒した瑠香ちゃんだった。
隣には、いつもヘラヘラしているのに、今日ばかりは真面目な顔をした春馬くんが腕を組んで立っている。
「瑠香ちゃん……? 空くん……?」
気まずそうに目を逸らす空くんと私。
「何が『空くん……?』よ! 2人して何、12月に入ってからお通夜みたいな顔してんの!? 席替えも映画館も、私たちがどれだけ苦労してセッティングしたと思ってんのよ!」
「そうだよ」と春馬くんもため息をつく。
「空、お前が他の女子好きとか、ながまなに彼氏ができたとか、全部ただのデマだから。お前ら、お互いしか見てないくせに、なんでそんな変な噂に振り回されて距離置いてんだよ。バカなの?」
「え……? デマ……?」
私は驚いて空くんを見た。空くんも、目を見開いて私を見つめている。
「そうよ! 空は真奈のことが好きだし、真奈は空のことが好きなの! 両片思いの不器用×鈍感コンビ!!」
瑠香ちゃんが核心を大声でぶちまけた。
「おい、瑠香! 勝手に言うな……っ!」
赤面して叫ぶ空くんに、春馬くんが鋭いツッコミを入れる。
「言うわ! お前がヘタレだからだろ! ほら、この教室、外から鍵閉めるからな。ちゃんと2人で本音を話し合うまで、絶対に出さないから!」
「じゃあね! ガンバりなさいよ!」
ガチャリ。
本当に外から鍵がかけられ、静まり返る夕暮れの教室。
残されたのは、真っ赤な顔をして立ち尽くす、私と空くんの2人だけだった。