うちら4人幼馴染、2人の両片思いたちが不器用すぎる!
終わらない夏
夏休みの終わりが近づく頃。
お互いに一度も連絡を取らないまま、季節だけが過ぎていく。
私の進路希望調査票には、地元から少し離れた大学の名前が書かれていた。
空くんと同じ街にいたら、きっとずっと引きずってしまう。
幼馴染という関係に甘えて、いつまでも失恋から立ち直れない気がしたから。
これでいいんだ。夏休みが終わったら、ちゃんと受験モードになって、空くんのことも綺麗さっぱり忘れるんだから。
そう自分に言い聞かせて、私は夜、机に向かってペンを握りしめた。
隣の部屋からは、今日もトントンと、空くんがシャーペンを机に打ち付ける規則正しい音が聞こえてくる。
壁一枚を挟んで、私たちの心は、これまでで一番遠い場所にいた――。
お互いに一度も連絡を取らないまま、季節だけが過ぎていく。
私の進路希望調査票には、地元から少し離れた大学の名前が書かれていた。
空くんと同じ街にいたら、きっとずっと引きずってしまう。
幼馴染という関係に甘えて、いつまでも失恋から立ち直れない気がしたから。
これでいいんだ。夏休みが終わったら、ちゃんと受験モードになって、空くんのことも綺麗さっぱり忘れるんだから。
そう自分に言い聞かせて、私は夜、机に向かってペンを握りしめた。
隣の部屋からは、今日もトントンと、空くんがシャーペンを机に打ち付ける規則正しい音が聞こえてくる。
壁一枚を挟んで、私たちの心は、これまでで一番遠い場所にいた――。