【キミの声をきかせて】~声を失った少女は、四人の王子に溺愛される~
そして温かいお湯で泥を洗い流し私はお風呂から上がった。
だけど、私の心はズーンと暗く落ち込んでいた。
みんなに迷惑をかけちゃった……。
せっかくお迎えに行ったのに、足を挫いて私が助けられてるなんて…はぁ…本当にバカだ……。
タオルを肩にかけたまま挫いた右足を引きずって、しょんぼりと肩を落としながらリビングに向かう。
リビングに入るとソファには、すでに着替えを終えた春琉くんが座って待っていた。
私の姿を見るなり春琉くんは大きなため息を吐く。
うぅ…そりゃあ怒ってるよね…