【キミの声をきかせて】~声を失った少女は、四人の王子に溺愛される~
「はぁ…まぁいいや。帰るとこはあんのか?」
【ないです。ごめんなさい。すぐ出ていくので少しだけ置いてくれませんか?】
書いて春琉くんをジッと見てお願いしますと頭を下げると
「…別にいたいだけここにいれば?」
【それは悪いので大丈夫です】
すると、響也くんが
「この寮に住んでるのは俺たちだけだから春琉がいいって言ってるんだから好きなだけいなよ〜。
それにこんなに可愛い子が一人でまた外で倒れでもしたら、大変なことになるよ?」
そう言って優しく笑ってくれる響也くん。