【キミの声をきかせて】~声を失った少女は、四人の王子に溺愛される~
中々女の子たちが引いてくれない中、私はポツンと一人でその様子を見ていたが……
その中の二人組がズカズカと私の方に寄ってくる。
きょーくんも春琉くんもそれに気づかない。
そして…私は話しかけられた。
「ねぇ、ちょっと」
その女の子は頭の上から足の先まで、品定めするような鋭い目でジロジロと見つめてくる。
「……あんた白波くんと響也の何?なんで一緒にいるわけ?」
あまりにもきつく強い口調で言われてしまい、私はビクッと肩を揺らした。