【キミの声をきかせて】~声を失った少女は、四人の王子に溺愛される~

何でこんなにも春琉くんが怒ってるのか全然わかんなくて…

でも…たぶん私に怒ってるってことは…
私のせいで…
何か迷惑かけてしまったのかも…。

迷惑かけて…ごめんなさい…。
私…嫌われちゃった…?


こんな春琉くんを見るのは初めてで、嫌われたかもしれないと思うと胸が苦しくて…どうしたらいいかわからない私はただ涙を流して俯いてしまった。


すると春琉くんは

「……チッ…クソ……。もういい…」


そう言って春琉くんは買い物袋を置くとどこか街の中の方に歩いて行ってしまった…。


私は怒らせてしまったことに何も言えなくて追いかけられなくて…そんな後ろ姿を見つめるしかできなかった。
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