【キミの声をきかせて】~声を失った少女は、四人の王子に溺愛される~
───ガラガラッ


すると、私の目の前には頭に白い包帯を巻いて右腕を固定されている痛々しい春琉くんがベッドの上で上体を起こしてる姿だった。


春琉くんはあの時、私の声が届いたみたいで急いで避けたようだ。


だけどものすごい勢いの車に掠ってしまい掠っただけでも車の勢いはすごくてそのまま道路に投げ出され頭を軽く打ち腕は骨折してしまったらしい。


私は駆け寄ると…春琉くんのベッドのシーツに思い切り顔を埋めて子供のように泣いた。


「…う…わぁ……ううっ……ひっく…」

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