【キミの声をきかせて】~声を失った少女は、四人の王子に溺愛される~
そして、俺を見ても変わらない顔と態度…。俺のこの女もめんどくさい事になるという予想は外れた。
そして目の前でびしょ濡れの頭の澪は、俺を見ても他の女とは違う態度に、気づけばドライヤーをしてやっていた。
俺の思った通り何も反応しなかった。そんな澪に少し寂しい気もしたが新鮮だった。
そして事情はよく分からないが澪という名前と17歳で家がないことはわかった。
かなりの訳ありそうだ…
そしてこんだけ可愛い女だ。
家もないのに流石に追い出したらどーなるかなんて誰がどう見てもわかる。
しかも、声が出ない。
何かあっても助けも求められない女だ。
この時は、こいつがあの時違う男に拾われてたらどーなってかと考えると拾ったのが俺でよかったと心から思った。