【キミの声をきかせて】~声を失った少女は、四人の王子に溺愛される~
私はまだ涙の止まらない笑顔でコクコクとたくさん頷く。
「春琉く、んが…、危ないって思ったら…どうしても…助け、たくて…」
そうやってまだ鈴がなる様な小さな声で必死に話す私に春琉くんは愛しいものを見るようなすごく優しい瞳で私を見る。
そして、怪我をしていない方の手で私の頭を春琉くんの胸にグイッと引き寄せる。
そしてとても優しい声で
「…ありがと…あんなにひでぇこと言って…まぢでごめん。お前が泣かされてんのも響也に先に守られてたのも…悔しくて…まぢでごめん。
だから次からは…俺から離れんなっ。ぜってぇ俺が守るから…本当にごめんな?」