【キミの声をきかせて】~声を失った少女は、四人の王子に溺愛される~
その後、病院からみんなに連絡がいって最初に駆け付けたのはきょーくんだった。
─────ガラガラッ
「…春琉!!!!生きてっか!!!」
そう言ってものすごい勢いで息を乱しながら慌てて入ってきたのはきょーくんだった。
「生きてるに決まってんだろ」
そう言いながら私を胸に閉じ込めている春琉くんに
「おまえ…病院でいちゃついてんじゃねぇよ!怪我人は怪我人らしく大人しくしてろっての!」
そう言って怒るきょーくんは怒りながらも嬉しそうだった。
「…きょーく、ん…さっきは、勝手に、いなくなって…ご、めんね?」
すると私の声にビックリしたきょーくんは春琉くんから私に目を向け目を見開く。