【キミの声をきかせて】~声を失った少女は、四人の王子に溺愛される~

そう言って明るく笑うきょーくんはいつもの明るい笑顔で私の背中を押してくれる。


「きょ…きょーくんっ…ありがとう…いつもそばで支えてくれて…ありがとうっ…

きょーくんは…私のっ…初恋でしたっ…

私の今の好きはっ…きょーくんとは違う、けど…っ、大好きだよっ!ありが…とうっ」


私も精一杯の泣き笑いできょーくんに微笑んだ。


私の泣き笑いの笑顔を見た瞬間…きょーくんの目は見開くと…見る見るうちにポロポロと涙が溢れ出す。


「っくそー…まぢで…涙とまんねぇ…っ

しかもっ…最後の顔が泣き笑いって…昔に澪と…最後だった日と…一緒じゃねーかよ…っ

今さらっ…好きだった…っとか…俺がっ…お前を見つ…っけたかった…くそっ

おら…泣いてんの、見られたくねぇ…から…バカ…はやくっ…行けよ」

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