白波くんの、声なき溺愛。【君の声をきかせて】

とりあえず、起き上がり誰かいないか扉を開くと、ゴンッと何かにぶつかった音がして音のした下の方を見ると驚いて私の目は見開く。


「…いってぇ…」


私が眠っていた部屋の前で座り込み頭を痛がっている黒髪の男の子がいた。


不機嫌そうに振り返った男の子の顔はビックリするぐらい整った綺麗な顔をしていた。


慌てて頭を精一杯ペコペコと下げた。


「…っ……!」

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