【キミの声をきかせて】~声を失った少女は、四人の王子に溺愛される~
「……ったく…俺がどんだけ我慢したと思ってんの…
もうどんだけ嫌だって言っても…あとから響也が好きとか言い出しても…もう逃がさねぇよ?」
「逃がさなくていいっ…春琉くんが好き」
「…俺もお前が死ぬほど好き…
嫉妬でいつも頭がおかしくなりそうなぐらい好きだよ……すげぇすげぇ嬉しい。
もう二度と誰にも渡さねぇから…覚悟しとけよ?」
意地悪そうに笑う春琉くんの笑顔は今までで一番キラキラしていて幸せそうで私まで幸せになった。
「覚悟ならずっとできてたよっ!春琉くん…世界一大好きっ!」
茜色の夕日に包まれながら、お互いの温もりを確かめ合うように強く強く抱きしめ合ったのだった。