【キミの声をきかせて】~声を失った少女は、四人の王子に溺愛される~
そう言って怒る春琉くんに三人は笑うと
「えー、俺は別にお前が付き合ってても澪が俺に振り向いてくれるまでずっといるよ?」
ニカッと明るく笑う響也くん。
「僕も春琉くんが澪ちゃん泣かせた瞬間すぐ奪いに行くつもりだから、ずっと澪ちゃんにくっついてるよ?」
可愛い笑顔で笑う碧くん。
「彼氏とか彼女とかそんな肩書きあってもなくても変わんなくない?俺はずっと一緒って約束してるからずっと一緒にいるよ?」
マイペースに笑う律くん。
「…お前ら…まじで……」
フルフルと怒りで震える春琉くん。
お母さんを亡くして声を失って、絶望の中私を救ってくれたのは春琉くんでした。
だけど、一人ぼっちだった私の心を助けてくれたのは、この寮の四人の王子様たち。
四人の王子様たちに囲まれて私はこれからもこの温かくて幸せが溢れる寮でずっとみんなで笑って暮らしていくよ───。