【キミの声をきかせて】~声を失った少女は、四人の王子に溺愛される~
そんな響也くんに私は驚いていて…
どうしたらいいか全然分からなくて…
立ち尽くしていると
響也くんはテーブルの上に用意された夜ご飯に一瞬だけ目を向けた。
そして…冷たい声でこう言い放った。
「夜ご飯なんかいらねぇから…。目障りだからもう二度と待たなくていい。さっさと部屋戻って寝とけ」
え……聞き間違いじゃ…ないよね…?
そう冷たく言い放つと、響也くんは驚く私を置き去りにして、階段を上っていってしまった。
私はそんな響也くんをただ唖然と見つめることしか出来なかった。
太陽みたいに明るく楽しい響也くんしか知らない私は冷たい目と冷たい言葉に驚きとショックでホワイトボードには何もかけなかった。
そして、女の子の香水だけが残った静かなリビングで私はいっとき動けなくて一人立ち尽くし続けた。