【キミの声をきかせて】~声を失った少女は、四人の王子に溺愛される~

碧くんと春琉くんを笑顔で見送ったあと


律くんの朝ごはんとお弁当をトレーに乗せると二階の律くんの部屋の前まで行く。

そして軽くノックして前回と同じように扉の前に置いた。

今日も、もちろんメモ付だ。

【おはようございます。今日からお弁当あります。お昼にでも食べてください】


今日も口に合うといいなぁと思いながら私は階段を降りていった。


律くんへのご飯を運び終えると、今日も気合を入れて大量の洗濯物をこなしあちこち掃除をして回った。

忙しくしていると嫌なことが少しだけ吹き飛んでいった気がする…。

広い寮の掃除は結構大変で時計に目をやると既にお昼をすぎていた。


キッチンに戻ると前日と同じように綺麗に食べ終わった食器とお弁当箱が置いてあった。


そして、メモもしっかり付いてた。

【お弁当もすごく美味しかったです。ありがとう】

そのメモを見るとやっぱり元気になれた。
今日もそのメモは大切にポケットにいれた。
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