オリフィリア魔法学院〜相性最強、なのに中は最悪?!そんなふたりが起こす物語〜


シエル「(魔法でシリウスと自分の服の汚れを落とす)」


シエルの杖から柔らかな光が広がると、戦闘で跳ねた土埃や霜が二人の制服からするすると剥がれ落ちていった。

まるで最初から汚れなどなかったかのような仕上がり。




自分のロープに目を落とし、乱れひとつない状態を確認してから、ちらりとシエルを見た。


シリウス「....便利だな、お前。」


褒めているのかどうか判別しがたい平坦な声だったが、杖を収めながら演習場の出口へ歩き出す足取りは、どこか満足げだった。



駆け寄ってきて、開口一番。


ライゼル「おいシエル!すげぇな闇魔法!いつの間にあんなの使えるようになったんだ?炎だけじゃなかったのかよ!」
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