【新作】財閥令嬢の私が、三つ子の不良御曹司に世界を教えられるなんて
【side 玲央】

水着を着てサンルームに入ってきた六花はすごく可愛いかった。流石は俺の妹。

兄貴が饒舌に褒めちぎっているから、しばらく俺の話す幕はなさそうだな。

中学生になってから、六花は俺と風呂に入るのを拒絶してくるし、俺の背中を流す時もガウンを着てるしで、六花がこんなに肌を露出しているのを見るのは久しぶり。

それに、ビキニなんて着たの初めてだろうし。

こんな姿を道明寺に見せたなんて……。

とりあえず写真でも撮っとくか。

パシャッ

パシャパシャパシャッ

「ちょ、玲央兄様、写真なんて撮らないでください!またBLAZEの皆さんに見せてバカにするつもりでしょう!」

「玲央ー、俺に写真転送しといて。」

「紫苑兄様!!」

「りょうかーい。」

あわあわしている六花も可愛い。コイツはいちいち反応がうぶなんだよなー。

それにねー、俺はバカにするんじゃなくて自慢するつもりで写真撮ったんだけどなぁ。

「と、とにかく、私はもうお風呂に入ってきますから!失礼します!」

「お、六花、やっと俺とお風呂入る気になってくれたのか?」

「そんなわけないじゃないですか!!」

兄貴の言葉に、真っ赤になって水着のままバスルームへ小走りで向かう六花。

執事はもう自室に戻ってると思うけど、メイドが見たらびっくりするだろうな。

【side 玲央 fin】

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