よぞらにほしくずたちはかがやく
「ねぇ、あなたの「なまえ」をおしえて」

 あるひ、おおきくなったエトワールはせいねんにたずねました。

 『よぞらのまち』でせいねんは「みかづき」とよばれていました。

 でも、それはせいねんのほんとうの「なまえ」ではありませんでした。

 エトワールはそのことにきづいていました。


 「ぼくはね、ぼくの「なまえ」はね、「おりぼし」。おりひめとひこぼしのこなんだ」

「そうなんだ。かっこいいなまえだね」

「ありがとう、エトワール。きみだけはぼくの「なまえ」をおぼえていてね」

「うん、あなたのなまえは「おりぼし」。わすれないよ、ぜったいに」


 エトワールはおりぼしのことばにうなずき、なんどもなんどもその「なまえ」をくちにしました。
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