君の隣で、私になれた


「じゃあ〜」

紅羽がまた笑う。

「子どもは?何人ほしい?」

「また重い話」

新が苦笑する。

「いいじゃん!聞きたい!」


「2人か3人くらい」

琉生は即答だった。

「え!これまた意外すぎ!」

「ほんと意外!」

「たしかに」

意外すぎる琉生の回答に。

3人とも目を丸くする。


「子供とか興味なさそうなのに!」

「いや、子供は結構好き」

「へぇー!」

「意外と良いパパなるかもねぇ」

紅羽が笑う。


「新は?」

「今はまだ興味ない」

「想像できない」

そう言って新は少し笑う。

「新っぽ。」

その言葉にみんなも笑う。


「紅羽は?」

「1人!」

「え!意外!」

今度は紅羽の回答に驚く。


「1人を全力で甘やかしたい!」

「それ教育に悪そうだな」

新がぼそっと言う。

「悪くないもん!」


「莉桜は?」

「3人ほしい!」

「えっ、即答じゃん!」

「昔から賑やかな家がいいなぁって」

少しその口径を想像して微笑む。


「分かる」

琉生が小さく頷く。

「3人くらいが楽しそう」

「ね!」

自然と笑い合う。


「……。」

紅羽がニヤニヤする。

「二人さ、家も子どもも一緒じゃん」

「ほんとだ…」

私も思わず笑う。

「たしかに」

琉生も笑う。


「意外と価値観?合うのかもねぇ〜」

「恋愛観は真逆だけど!!」

紅羽が笑って。

4人の笑い声が静かなバーに広がった。


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