よそ見してんじゃねーよ。〜前腕フェチ看護師が、クールな外科医の独占愛に捕まりました〜

 「先生っ、今の、どういう意味ですか?」

 先生に追いつき、横顔を見上げた。

 先生は表情を一つも崩すことなく前を向いて歩く。

 「そのまま」

 「そのままって……」

 頭でさっきの場面を何度もリプレイしながら、つぶやく。

 「……白石。これから飯、付き合って」

 先生が立ち止まり、私を見下ろした。

 「は……はい……」

 場所と時間を告げた先生はそのまま医局の方へと消えて行った。

 咄嗟に返事をしてしまったものの、

 先生と飯。めし……メシって……

 これから二人でごはんってことだよね?

 え、ちょっと待って。

 わ、私が……?本当に?

 行くの?もう決まったの?

 混乱している頭を必死に整理しながら、状況が飲み込めてくると、急にソワソワしてきた。
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