XOXO+I love you〜天敵上司が彼氏になったら甘々男でした
「そうだったんですね。ご迷惑とご心配をかけしました」
「迷惑じゃない。好きな女が目の前で挫折して楽しんでいたはずの瞳が、徐々に濁っていく姿に心配するのは当然だ。俺が惚れた桃花は、瞳をキラキラさせて、時間を忘れて夢中でインテリア作りを楽しんでいたからな。立ち直ってほしくて見守っていたつもりだったが、お前には嫌われるばかりで、もう、心が限界だったんだ」
「嫌ってなんて…」
「嘘つけ」
おでこを小突かれるて、バレていたかと、苦笑いで返す。
「ただの上司じゃ、好きな女を甘やかしてやれないだろ。この前は勢いで無理矢理だったけど、ちゃんと桃花の側にいる権利が欲しい。俺の気持ちに応えてくれないか?」
「…あのね。私、声フェチで鷹宮さんの声が最初のきっかけなんだけど。実はメガネ男子も好きで『知ってる、特に銀縁だろ』、体も鍛えだして、好みの体格になっていく姿に、ドキドキしてた。なのに、私にだけ厳しいから、嫌われてるって思ってたのに…好きにならないように頑張ってたのにな。
「彼氏と認めてくれるのか?」
「もちろん。鷹宮さんが好き」
「本当だな⁈…じゃあ、抱きしめていいか?」
コクリと頷くと、お互い前に一歩足を進め、そっと抱き合う。