あの時間を忘れる方法が あるなら
「社長‥あちらで馬場様がお待ちです。」
今の私に出来ることは柊さんをしっかりと補佐をすることだ
このまま隠れているようでは、今日何のためにそばにいるのかわからない
私だけは柊さんの絶対の味方でいないといけない‥そう思えたから
『聞こえましたか?生憎忙しいので。では‥失礼します。すぐに立ち去るなら本家にはこの事は黙ってあげますが、これ以上踏み込んで来るというならそれなりの覚悟をしておいて下さい』
柊さんが冷たくも美しいお辞儀を見せると、2人の顔色が一気に青ざめた
心臓の音が鳴り止まない‥‥。今だって、振り返ったそこにいる2人の視線を感じないわけじゃない‥
『莉奈‥君は凛としていればいい』
「はい‥」
その後も柊さんの隣で多くの方に挨拶をしたりしながらもサポートをする間も、私の手はずっと彼の腕に絡められたまま離してもらえなかった
パーティーが終わったのに色々あり過ぎて眠れない私がリビングのソファでホットミルクを飲んでいると、お風呂上がりの柊さんが私の隣に腰掛けた
改めて莉奈さんとして表舞台に立つ事の大変さを身をもって知った私は、今日の自分の出来が良かったのかさえ分からずにいた
ただ‥帰りの車の中でも私を気遣うように声をかけてくれていた柊さんにだけは申し訳なさと不甲斐なさが入り混じりずっと胸が苦しかった
沢山時間を割いて覚えて来たことも本番で役に立たなければ意味がない‥‥
『すまなかった‥』
えっ?
今の私に出来ることは柊さんをしっかりと補佐をすることだ
このまま隠れているようでは、今日何のためにそばにいるのかわからない
私だけは柊さんの絶対の味方でいないといけない‥そう思えたから
『聞こえましたか?生憎忙しいので。では‥失礼します。すぐに立ち去るなら本家にはこの事は黙ってあげますが、これ以上踏み込んで来るというならそれなりの覚悟をしておいて下さい』
柊さんが冷たくも美しいお辞儀を見せると、2人の顔色が一気に青ざめた
心臓の音が鳴り止まない‥‥。今だって、振り返ったそこにいる2人の視線を感じないわけじゃない‥
『莉奈‥君は凛としていればいい』
「はい‥」
その後も柊さんの隣で多くの方に挨拶をしたりしながらもサポートをする間も、私の手はずっと彼の腕に絡められたまま離してもらえなかった
パーティーが終わったのに色々あり過ぎて眠れない私がリビングのソファでホットミルクを飲んでいると、お風呂上がりの柊さんが私の隣に腰掛けた
改めて莉奈さんとして表舞台に立つ事の大変さを身をもって知った私は、今日の自分の出来が良かったのかさえ分からずにいた
ただ‥帰りの車の中でも私を気遣うように声をかけてくれていた柊さんにだけは申し訳なさと不甲斐なさが入り混じりずっと胸が苦しかった
沢山時間を割いて覚えて来たことも本番で役に立たなければ意味がない‥‥
『すまなかった‥』
えっ?