無気力御曹司さんが私を離してくれませんっ!


「いや。〖如月 乃愛〗を知ってるか?」


聞いたとたん、乃愛の仮親は顔を真っ青にした。


「い、いえ。そのような人物はうちの社員には……!」


……正直にいえばまだ許そうと思ってたんだが……無理そうだな。


「社員じゃない。俺と同い年の女の子だ。」


乃愛の仮親はさらに顔を青くして言った。


「……まさかではございますが……私たちの娘ではございませんか……?」


やっと白状したか。
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