また500年後に、白いヒガンバナ咲く丘で
リディアナ
「い、いえ…タイムスリップは高度すぎて…未来でも幻の魔法です。」

村長
『そうか、お母さんとの別れは辛いだろうが…命が無事でよかった。』

リディアナ
「信じてくれるんですか…?」

村長
『確かに突飛な話だが、きみの眼を見ればわかる。』

リディアナ
「眼…?」

村長
『ウソをついていない眼だ。少なくとも誰も騙そうとしていない。』

リディアナ
「あ…(涙)」

村長
『しばらくは気持ちの整理が必要だろう。この村でよければゆっくりしていきなさい。』



リディアナは村長の厚意もあり、村人たちと打ち解けましたが、こんなにあっさり受け入れられた理由がわかりませんでした。

もしかして、村人たちが彼女のような未来人に逢ったのは初めてではなかったから?

リディアナ
「なんてね…そんなわけないよね…?」

歴史上でも数回しか使われた記録のない『タイムスリップ魔法』

その当事者同士が時代を超えてめぐり逢うなんて、そんな奇跡が起きるはずがありませんよね。
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