また500年後に、白いヒガンバナ咲く丘で
リディアナ
「だ…大丈夫だよッ!ホラ、私はまだ…!」

エレ
『…魔法バリアを張る魔力も残ってないのに…強がっちゃって…。』

リディアナ
「強がってなんか…!」

エレ
『さすが私の娘…元気に育ってくれて嬉しいわ。』

リディアナ
「そうだよ!私は元気だから…一緒に乗り切ろうよ!フィル(ねえ)の部隊と合流できれば、まだ…!」

エレ
『あなたの人生を…ここで終わらせたくないの。』

リディアナ
「え…?お母さん…どういう意味…?」



帝国兵
『こっちだ!2人いたぞ!リバスの残党だ!』



ガレキの向こう側から、帝国兵たちの叫び声が聞こえました。

エレ
『(ニコリ…)…リディアナ、あなたを過去へ逃がすわ。』

エレは娘にそう告げ、魔法の詠唱を始めました。

リディアナ
「…??…過去…?」

リディアナは幼い頃から母を手本に魔法を習得してきましたが、

1度も聞いたことのない特殊な詠唱でした。
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