ネックとプロポーズ
和泉
オレの恋人の瑠衣さんは、オレの首元がとても好きらしい。
フェチっていうのかな。
付き合って少し経った頃に、そのことに気がついた。
首元に熱い視線を送ってくること。
抱きしめると必ずと言っていいほど、首にぴったり頬を寄せてくること。
恋人同士の時間には、首元にキスをされることが多いこと。
フェチなんだろうなって確信した時に、でも瑠衣さんがそれを隠そうとしていることもわかった。
だから、知らないふりをしようと思った。
知らないふりして、瑠衣さんがオレの首元を見たり触れたりする時には、邪魔しないようにじっとしておこうと思った。
そうすることで、瑠衣さんを繋ぎとめておきたかった。
年齢差が二つ。
この差は、近くて遠い。
瑠衣さんに「子どもだな」って思われたくなくて、着ている洋服も落ち着いた、大人っぽい物を選ぶようになった。
もともと大っぴらにはしゃぐタイプではなかったけれど、落ち着いた自分でいたいと思うようにもなった。
フェチっていうのかな。
付き合って少し経った頃に、そのことに気がついた。
首元に熱い視線を送ってくること。
抱きしめると必ずと言っていいほど、首にぴったり頬を寄せてくること。
恋人同士の時間には、首元にキスをされることが多いこと。
フェチなんだろうなって確信した時に、でも瑠衣さんがそれを隠そうとしていることもわかった。
だから、知らないふりをしようと思った。
知らないふりして、瑠衣さんがオレの首元を見たり触れたりする時には、邪魔しないようにじっとしておこうと思った。
そうすることで、瑠衣さんを繋ぎとめておきたかった。
年齢差が二つ。
この差は、近くて遠い。
瑠衣さんに「子どもだな」って思われたくなくて、着ている洋服も落ち着いた、大人っぽい物を選ぶようになった。
もともと大っぴらにはしゃぐタイプではなかったけれど、落ち着いた自分でいたいと思うようにもなった。