君といた日々。
6
「イルムさん…よろしくお願いします!」

「ふふっフィオナの言ってたとおり、とてもいい子ね。」

その言葉を聞いて、フィオナからそう思われていることに少し嬉しくなった。

「えへへっでしょ?図書館に行ってきたんだけど、坂道が凄いあって、体力も結構消費しちゃってたのに気づいて、私に水をかけてくれたの!」

「まぁ!ありがとうね。」

「いえ。」

「それにしても、会って一ヶ月でこんなに仲良くなれるなんて。もしかして、運命の人?」

冗談っぽくイルムさんがそう言うと、フィオナの顔が赤くなった。

「なっ、違うよお母さん!」

「あらあら、顔が赤いわよ?」

運命の人。

それは、今は分からないけど。

「運、」

「もう!シェイドが困ってるでしょ?」

…この言葉は、今度機会があったら言おう。

フィオナも、そう思っててくれたらいいな。
< 41 / 42 >

この作品をシェア

pagetop